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可能か不能か

住宅ローンが払えない.jpの管理人です。

住宅ローンの返済に行き詰まっている人の多くは、

自分は返済が可能か不能かわからないというものです。

家計が順調に回っている人には、なぜそんか事になるのか理解しづらいかもしれませんが、

当事者にとっては、とても深刻な問題なのです。

例えば月に毎月4万円程度の赤字が出ているとします。

この時点でお金はだんだん減っていくので良い状態と言えません。

しかし、これか2ヶ月続いたからといって、すぐに住宅を売却する決断には至りません。

通常は、節約や、ボーナスで赤字を補填する等の策をとって、

なんとか家計を成り立たせます。

お小遣いを削減したり、携帯電話を格安スマホにして通信費を浮かせたり、

賞与金でクレジットを完済して、通常月の負担を減らすなどの工夫で、

なんとか乗り切ろうとするのです。

しかしながら、そういった工夫でどうにかできる余地はほとんどありません。

通勤、通学などの交通費は削れませんし、子どもの学費や修学旅行の積立金を削るわけにはいきません。

育ち盛りの中高生がいる家庭で食費を6万円以下に抑えるのはかなり難しい事です。

家族4人が携帯電話を保有して、インターネットを使えば、

例え格安スマホにしても、通信費は2万円程度かかるでしょう。

外食はほとんどしない、旅行やレジャーなどにも行かない、夫は酒もたばこも我慢する。

そんな暮らしを続けてどうにか成り立つ状態といえます。

預貯金を切り崩す暮らしなので、思わぬ出費がかさむと、家計は簡単に行き詰まり混乱し始めます。

親族の結婚式や子どもの進学費用、親の介護費用や病気の治療費など、

一定の頻度で通常の家計では賄えない出費が発生します。

突然の出費を賄う方法は主に二つしかありません。

一つは親兄弟から借りること、もう一つはクレジットやキャッシングを利用することです。

いずれにしろ借金をすることになり、次の月からはその返済がギリギリ状態の家計に重くのしかかります。

数か月後、再度突然の出費が発生すれば借金を重ねるしかありません。

そのようにして借金の額と借入先が増えていくと、

最終的にはいつ、どの金融機関にいくら返せばいいのかわからなくなってきます。

自身で整理してみればわかるのですが、返済するあてがない借金の事を考えるのは、

ひどく気分が重くなる作業です。

つい後回しにしているうちに、気がつくと給料日の銀行口座残高が数百円という事態に陥ってしまい、

そこでようやく住宅ローンの返済に行き詰まってしまったことに気づくのです。

借金を重ねると結果的に住宅ローンが払えない状態を生みます。

 

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