住宅ローンが払えない.jpの管理人です。
健康保険料の滞納は足を引っ張る可能性があります。
制限時間の中で任意売却を進める中で、意外な落とし穴になるのが、
健康保険料の滞納です。
西村さんは3年以上も健康保険料を支払っておらず、
滞納額は150万円にのぼりました。
役所からは督促の通知が届いていましたが、
信用金庫への返済を優先するため無視していたのです。
固定資産税などの税金とは違い、健康保険料の場合には延滞しても、
すぐ差押えになる事はないです。
ただし督促を無視し続けると、それを理由に財産を差押えられる事があります。
差押え解除には、滞納している健康保険料の全額納付が必要です。
西村さんには支払いに充てられる資金がなく時間に余裕もないので、
差押えによって任意売却の計画が崩れてしまう事があったのです。
その場合、役所に足を運び、滞納している健康保険料は分割で納付しますと
約束しなければなりません。
支払う姿勢を見せると差押えは回避できるので、
督促を無視しない事が非常に大切です。