住宅ローンが払えない.jpサイト管理人です。
基本デメリットの1つ目は、中途加入できない点です。これは、団信が住宅ローンの契約を結ぶ際に同時加入が条件となっているため、返済が始まってから加入する事はできないようになっています。
基本デメリットの2つ目は、貯蓄性がない点です。団信制度の主旨は、ローン残高に対するリスク保障であるため、保険料は完全な掛捨てとなり、返戻金などはありません。
基本デメリットの3つ目は、ローンを貸し出すに当たって団信の加入を条件とする金融機関が多く、過去の病歴などによって団信に加入できないと、住宅ローンそのものの借り入れができなくなる場合があります。
なお、この「団信に加入できない」ケースについて、団信の「告知書」に過去の病歴を伏せるなど、事実と異なる記載をして住宅ローンを通そうとする行為が頻繁に行われた時期がありました。もちろんこれは「告知義務違反」という、ある種の「詐欺まがい」の行為になります。
仮に、告知書に不正事実を記載して住宅ローンを通したとしても、当人が死亡または高度障害になった時、保険会社によって過去の通院歴や病歴などが調査された時点で告知義務違反が発覚することとなり、保険金は支払われずにローンを払い続けることになります。