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不動産売却、場合によっては待ちたいタイミング

住宅ローンが払えない.jpサイト管理人です。

 

タイミングを計りたくても、いつ売れるかわからないのが家の売却で、チャンスを逃さずに売り切ることは大切な心掛けです。
ところが、早く売るのが絶対とは限らず、ほんの数ヶ月待つだけで、税金が大きく変わるケースもあるため、家を売るタイミングは侮れません。

 

家を売ったことによる譲渡所得(売却益)は、所有期間が5年以下を短期譲渡所得、5年超を長期譲渡所得として、異なる税率で課税されます。
譲渡所得税の税率は高く、短期譲渡所得なら39%、長期譲渡所得なら20%です。

この場合の所有期間とは、売却した年の1月1日時点で判断されるため、実際の所有期間よりも必ず短くなる点がポイントです。
例えば家の購入が4月1日で、5年先の4月1日に売ろうと12月31日に売ろうと、その年の1月1日時点では4年9ヶ月になってしまい、短期譲渡所得と扱われます。

そのため、所有期間が5年程度の家では、少し待って長期譲渡所得にしたほうが有利ですが、そもそも売却益が出なければ、譲渡所得税もないので待って売る必要はなく、少しくらいの売却益でも、待って価値を下げるくらいなら売るべきでしょう。

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