2018年上期の1都3県不動産競売統計(落札価格) | 住宅ローンが払えない.jp

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2018年上期の1都3県不動産競売統計(落札価格)

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■物件価格 〜落札価格の上昇傾向は止まる〜
入札対象となった物件の売却基準価額の中央値は東京都1,502万円(前年同時期比プラス52万円)、神奈川県957万円(前年同時期比マイナス47万円)、埼玉県865万円(前年同時期比プラス18万円)、千葉県は582万円(前年同時期比プラス46万円)でした。東京地裁本庁では昨年3月から、さいたま地裁では昨年から今年にかけて競売市場性修正率が見直され、基準価額は上昇しています。
物件の落札価格は、千葉県は売却基準価額との乖離率の中央値が1.77倍(前年同時期比プラス0.03)と上昇し、落札価格中央値も1,031万(プラス98万円)に上昇、神奈川県は1.48倍で前年とほぼ同じで、落札価格中央値は1,467万(プラス53万円)でした。売却基準価額の上昇で落札価格との乖離が縮小し東京都と埼玉県では基準価額との乖離率は大きく下落しましたが、落札金額の中央値も東京都は2,096万円(前年同時期比マイナス90万円)と下落し、埼玉県も1,244万円(マイナス7万円)とやや下落しました。上昇傾向が続いていた東京都のマンションの落札価格は、一時下落した前年上期と比べ上昇しましたが横ばい状態、神奈川県と埼玉県のマンションはやや下落しています。
1都3県以外の首都圏エリアでは水戸地裁土浦支部及び龍ヶ崎支部で1.8倍以上、水戸地裁、宇都宮地裁、前橋地裁、甲府地裁の各本庁で1.6倍前後の価格で落札されています。

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