住宅ローンが払えない 管理人です 。
ところが、老後破産に直面しているようなお年寄りの場合は、任意売却のデメリットがほとんど関係なくなります。
まず①の残債ですが、親子ローンや、誰か若い人と共有名義にしていない限りは、「生活力のない高齢者」の場合は多くが穏やかな返済計画を認めてもらっています。すでにいくつかの事例で報告したように、残債の返済そのものが求められなくなっている場合もあります。
もちろんこれは債権者との協議で決まることなので、鬼のように厳しく返済を求めてくる債権者がいる可能性はあります。しかしヤミ金のような業者でもない限り、普通の債権者は、回収不能に近い相手に無理は言わないものです。とくに債務者が生活困窮者だったり、生活保護を受けたりしている場合は、かなり緩い返済計画でも認められることが多いようです。