住宅ローンが払えない.jpサイト管理人です。
まずは住宅の所有状況から見ていきましょう。2017(平成29年)度の夫婦の持ち家比率は、79.5%(29歳以下は33%、30代62.5%、40代80.1%)、ローン支払い中の夫婦は、39.5%(29歳以下25%弱、30代45%強、40代50%強)という状況です。
離婚は妻が30代のときにすることが多いため、ほとんどの夫婦は離婚を決断したときに多額の住宅ローンを抱えています。
自宅を購入する際、「まさか、自分たちが将来離婚する」と想定しているカップルは少ないと思います。しかし、不思議なことに、自宅の購入や家具の新調、新居への引っ越しをきっかけに、夫婦の間にヒビが入るケースが多いのです。
結婚と同時に家を持つ人はごくわずかで、ほとんどは結婚後、子どもができたり、夫婦の収入に一定の目安がついたころに、自宅の購入を考えるものです。共働きの場合、ちょうど仕事や子育てで忙しく、気持ちの余裕があまりない時期と重なります。忙しい合間をぬって、購入資金の相談や物件の内覧、モデルルームの見学、内装や家具選びに時間をとられます。