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(株)東京カンテイは16日、2019年4月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。
首都圏の平均賃料は2,894円(前月比2.2%上昇)で4ヵ月連続の上昇。賃料水準の高い東京都での強含みや事例シェア拡大が引き続き寄与して全体を押し上げた。都県別にみると、東京都が3,485円(同2.0%上昇)、神奈川県2,173円(同0.3%上昇)、埼玉県1,659円(同1.0%上昇)、千葉県1,632円(同2.9%低下)となった。市川市や船橋市といった東京に近いエリアで平均を下げた千葉県を除いた3都県で強含んだ。
近畿圏は1,894円(同0.1%上昇)と小幅ながら4ヵ月連続で上昇した。大阪府が2,129円(同0.2%上昇)、兵庫県1,670円(同0.9%低下)。大阪では、上昇傾向を維持しているものの、直近3ヵ月で上昇率は鈍化している。
中部圏は1,796円(同2.3%上昇)で、引き続き上昇傾向をキープした。愛知県は1,838円(同2.1%上昇)となった。